経営史

Business History

講義概要

 本講義では,「ビジネス・システムの経営史」と題して,日本を含め多くの国の企業に影響を与えてきたアメリカ企業を中心に取り上げ,その19世紀から現在に至る変化を理解していく。そして,ある時代の社会的・経済的な条件の下で,なぜその経営者はその意思決定を下したのかを考えながら,ビジネス・システムの変化の方向と企業経営の今日的課題を考察していく。一言でいうと、「経営が変化するってどういうこと?」を学ぶ。

 経営史Aでは,19世から20世紀中頃までの現代的な企業システムの形成期・発展期を対象として,大企業の生み出した優位性だけでなく,それが社会や戦争に与えた影響を検討する。 経営史Bでは,第二次世界大戦後から現在までの現代企業システムの変容期を対象とし,大企業の浸透や変化だけでなく,技術や社会の変化とともに出現している企業経営の新たな展開を検討する。より詳しい内容は、シラバス参照のこと。


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参考書

<概説書>

安部悦生(2010)『経営史 第2版』日本経済新聞出版。

大河内暁男(2001)『経営史講義 第2版』東京大学出版会。

鈴木良隆ほか(2004)『ビジネスの歴史』有斐閣。

鈴木良隆ほか(1987)『経営史』有斐閣。

湯沢威ほか(2000)『エレメンタル 経営史』英創社。

米倉誠一郎(1999)『経営革命の構造』岩波書店。

H・E・クルース=C・ギルバート(1974)『アメリカ経営史』上・下,東洋経済新報社。

M・G・ブラックフォード=K・A・カー(1988)『アメリカ経営史』ミネルヴァ書房。

Friedman, Walter (2020) American Business History: A Very Short Introduction, Oxford University Press.

McCraw, Thomas and William Childs (2018) American Business since 1920, Wiley Blackwell.

Poter, Glenn (2005) The Rise of Big Business: 1860-1920, Wiley Blackwell.


<その他文献>

S・S・コーエン=J・B・デロング(2017)『アメリカ経済政策入門』みすず書房。

坂出健ほか編(2019)『入門アメリカ経済Q&A100』中央経済社。

サンフォード・ジャコービィ(1999)『会社荘園制』北海道大学出版会。

サンフォード・ジャコービィ(2005)『雇用官僚制北海道大学図書刊行会

塩見治人ほか(1986)『アメリカ・ビッグビジネス成立史』東洋経済新報社。

H・T・ジョンソン=R・S・キャプラン(1992)『レレバンス・ロスト』‎ 白桃書房。

フィリップ・スクラントン(2004)『エンドレス・ノヴェルティ』有斐閣。

須藤功(1997)『アメリカ巨大企業体制の成立と銀行』名古屋大学出版会。

スーザン・ストラッサー(2011)『欲望を生み出す社会』東洋経済新報社。

谷口明丈(2002)『巨大企業の世紀』有斐閣。

アルフレッド・D・チャンドラーJr. (1979)『経営者の時代』上・下,東洋経済新報社。

R・テドロー(1993)『マス・マーケティング』ミネルヴァ書房。

D・ハウンシェル(1998)『アメリカン・システムから大量生産へ』名古屋大学出版会。

A・A・バーリ=G・C・ミーンズ(2014)『現代株式会社と私有財産』北海道大学出版会。

三谷宏治(2014)『ビジネスモデル全史』ディスカヴァー・トゥエンティワン。

Cusumano, Michael et al. (2019) The Business of Platforms, HarperCollins Publishers.(青島矢一監訳(2020)『プラットフォームビジネス』有斐閣)

Gordon, John Steele (2004) An Empire of Wealth, HarperCollins.

Nicholas, Tom (2019) VC, Harvard University Press.

Nohria, Nitin et al. (2002) Changing Fortunes, John Wiley & Sons.